第27回チャレンジサイクルロードレース 



      
(４月７日　修善寺サイクルスポーツセンター）


      

        

          

              

                

                    

                      
                        
　桜はとうに葉桜、ぎらつく日差しは真夏のよう、阪神タイガースは連戦連勝という異常気象の中、G.S.キヨ・ミヤザワとG.S.ドマーニのレースシーズンも熱く熱く開幕！　…かと思いきや、恒例春告げレース「チャレンジ」の当日は、一転、どんよりと雲がたれ込め、氷雨降る朝。しかし、これが本来の季節感。けっして私たちの行ないが悪いわけではありません。

                        土砂降りだった雨は、幸い、修善寺に到着する頃には止みましたが、この空模様の最大の犠牲者が、ドマーニの小笠原さん。本来なら娘さんの運転する車で、奥さん共々修善寺入りするはずが、「いやぁ、朝起きて窓を開けた途端、今日はお父さん一人で行って来て、だって…」。追い打ちをかけるように、桜井さんが奥さん、息子さん、娘さんという一大応援団を引き連れて登場。自転車乗りのお父さん至福の時代は、子供の小学校卒業と同時に終わりを告げるのでしょうか？

                        そんな喜怒哀楽の人生模様が繰り広げられる中、やんごとなきメカニシャン安松クンは、人知れずスタートラインに向かっていました。ドマーニ切り込み隊長としてまずB-4クラスに出場した安クンですが、残り一周回で、あえなくヘルメットカバーを回収されてしまいました。

                        　続くB-5クラスの相馬さん、諏訪さん、桜井さん、B-6クラスの小笠原さんは同時スタート。ドマーニ４人でチームＴＴ走行、という目論見は外れてしまいましたが、全員無事完走。「即、ビールじゃあ、温泉じゃあ！」という欲望を抑えつつ、登録女子クラス、パリンヤ村中の応援に。

                        　沖('01全日本１位)、唐見('01全日本実業団１位)という二強不在のなか、お姉さま方を尻目に登録女子のレースを引っ張ったのは女子大生。明治大学のシャコタン娘、大塚＜キティ＞恵美選手と、昨年のジャパンカップでパリンヤをちぎった順天堂大学の斉藤綾選手が二周回目から飛び出し、ランデブー走行。最後はスプリントに勝る大塚選手がゴールを制しました。後続は各選手とも独走状態となり、パリンヤ、歯を食いしばりつつ６位でフィニッシュ。ビールがまんし、温泉がまんし、最終レースまでお付き合いくださったドマーニの皆様、ありがとうございました。今回はややまったりとした成績になってしまいましたが、これからモガキ入れて行きますので、今シーズンもパリンヤに声援よろしくお願いします。

                        （その後、鳥肌立つよな花冷えの夕、一行は麓の蕎麦屋にて、真夏のような勢いで生ビールを消費しましたとさ…。まずは落車もなくて、めでたし、めでたし。）


                        
■成績


                        
B-5（40〜49歳）クラス・15km


                        

                          

                            順位 
                            名前 
                            タイム 
                          

                          

                            
                              
20位

                            　相馬孝幸 
                            　30分26秒692 
                          

                          

                            
                              
52位

                            　諏訪　良 
                            　35分28秒803 
                          

                          

                            
                              
55位

                            　桜井琢磨 
                            　36分24秒858 
                          

                        


                        
B-6（50歳以上）クラス・15km

                        

                          

                            順位 
                            名前 
                            タイム 
                          

                          

                            
                              
32位

                            　小笠原博 
                            　39分00秒366 
                          

                        


                        
B-4（30〜39歳）クラス・25km


                        

                          

                            順位 
                            名前 
                            タイム 
                          

                          

                            
                              
DNF

                            　安松啓太郎 
                            　 
                          

                        


                        　　


                        
A-F（登録女子）クラス・20km


                        

                          

                            順位 
                            名前 
                            タイム 
                          

                          

                            
                              
１位

                            　大塚恵美（明治大学） 
                            　39分28秒943 
                          

                          

                            
                              
2位

                            　斉藤　綾（順天堂大学） 
                            　39分29秒312 
                          

                          

                            
                              
3位

                            　中村珠藻（順天堂大学） 
                            　40分29秒543 
                          

                          

                            
                              
4位

                            　西加南子（ラバネロ） 
                            　40分43分179 
                          

                          

                            
                              
5位

                            　小野山恵美（C.S.ウメザワ） 
                            　41分06秒168 
                          

                          

                            
                              
6位

                            　村中恵美子（G.S.キヨ・ミヤザワ） 
                            　41分22分700 
                          

                          

                            
                              
7位

                            　楠　里沙（山崎高校） 
                            　42分04秒529 
                          

                        




                        出走22人、完走20人
                      

                    

                  

              

            

        

        

          

              

                

                    

                      

                          

                            
■スタート直前でもほのぼの、メカニシャン・ヤス		 
                            
■ヤスくんのこんな険しい表情見たことある？　しかし、この後あえなく…		 
                          

                          

                            
■G.S.ドマーニ、'02シーズンに突入！　緊張感みなぎる表情、そうでもない表情…		 
                            
■相変わらず力強い走りのブンブンタカちゃんこと相馬さん		 
                          

                          

                            
■昨年からアンカー・カーボンを駆るドマーニのパンターニ、諏訪さん。心臓破りの坂で、		 
                            
■桜井さんは家族の待つゴール目指しペダルを力強く踏み込む		 
                          

                          

                            
■「こんな坂、フツーの人は自転車に乗ったまま登れないのだよ」と私は小笠原さんの奥さん、娘さんに訴えたい		 
                            
■登録女子、パリンヤはスタートからドカンと発進する予定が、一周回目は集団で登りをクリア		 
                          

                          

                            
■二周回目、明治大学のキティ大塚選手と順天堂大の斉藤選手が抜け出す		 
                            
■パリンヤは独走状態となりながら、必死に追走するが…		 
                          

                          

                            
■コース脇で観戦の諏訪さんと相馬さんは、逃げる二選手を呆然と見送る。「パリンヤはまだ来んのかぁ？」		 
                            
■ついでにパリンヤも呆然と見送ってしまいました?!		 
                          

                          

                            
■スプリントに強い大塚選手が斉藤選手を押さえて優勝		 
                            
■パリンヤ、６位でゴール。三つ指ついて応援団に謝罪するはめに		 
                          

                         

                    

                    

                      
                        
(TEXT ＆ PHOTO ヤブイヌオ)

                    

                  

              

            

        

      


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